油絵のある暮らし Entry 579

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こうしている間にもPCの画面を小アリが歩いているのだろうか。殺めそびれた大根の葉っぱにコロッセオの玄関の破片が突き刺さり、その横で強欲なサソリが錦糸町のソウルフードを音を立てて食べる。けじめを無くした浪人生とカイワレ大根を和えた突き出しを出す小料理屋の地下にあるバーでは栄養失調で青白い肌をした若手ノイジシャンがサウンドチェックのためにインパラの肋骨に埋め込まれたピックアップにインドの無名楽器メーカー製ファズをつなげてファズの方を振り回しながらサンスクリット語で小学校時代のクラスメイトの悪口をもう30分以上もがなり散らしている。「ここにはもう居られない・・・」生理中のように顔色を悪くした釈由美子がたまらず地上に戻ると、そこには脱脂粉乳を静脈に注射した状態で両耳を小刻みに痙攣させてシルバニアファミリーの一式をのせた乳母車を引いている処女がタキシード姿の板尾創路と談笑していた。焼けるように熱い日差しがアスファルト表面の温度を限界まで上昇させる。側溝に吐き捨てられた10円ガムの蛍光色が目に悪い。雑草の生え方にも棘がある。釈はハンドバッグから面倒そうに小さめの斧を取り出して太陽にかざした。やがてそれに飽きると斧と脱げかけのハイヒールを側溝に捨てて、裸足で最寄りの創価学会の方角へと不気味な歩幅で歩いて行った(両足の裏をアスファルトで焼くという自傷行為をしつつ)
 

2018/05/05 未分類  

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宙空一派


 

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